『資料に見る点字表記法の変遷 ―慶応から平成まで―』
日本点字委員会創立40周年記念事業
金子昭責任編集
日本に視覚障害者用の文字が紹介されてから今日までの、日本語の点字表記の変遷をたどることのできる資料を収集し、それに解説を加えた書籍です。
万延元年、江戸幕府からアメリカに派遣された外国奉行の随員であった柳川當清が、セント・ルイス、ミズーリ盲学校を見学したことを記した『柳川當清航海日記』からはじまり、1890年「点字選定会の記録」、小林新吉の点字、石川倉次の「拗音点字」、1911年文部省「日本訓盲点字説明」、点字毎日掲載の石川倉次「点字の起源」、澤田慶治「外来音点字」、日本点字研究会「点字文法」など、現在では入手困難な貴重な資料類の復刻と詳細な解説があります。また『日本点字表記法(現代語篇)』から『日本点字表記法 2001年版』までの表記の特徴が掲載されています。点字関係者には必携の書です。
主な内容
第1部 日本点字表記法の変遷
第1期 歴史的仮名遣いからの出発
第2期 表音式仮名遣いへの道
第3期 独自の表音式仮名遣い
第4期 点字表記の統一と体系化
第2部 復刻資料
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